住宅ローンの金利は色々な種類があって、どれを選択していいのか悩みますよね。
借入後の金利上昇のリスクを考えて、過去の金利推移やどういう金利タイプの特徴があるのか抑えておくことをお勧めします。
今までの住宅ローンの金利変動は!?
これまでの住宅ローンの金利は、過去を振り返ってみますと、当然ですが日本・世界の経済の影響を受けて変動しています。
バブルの時代 | 変動金利が8.5%(現在は1.5%前後・・・) |
2006年3月 | 日銀による「量的緩和政策の解除」 |
2006年7月 | 「ゼロ金利解除」 |
2007年 | サブプライムローン問題 |
2008年 | リーマンショックによる世界的不況 |
2010年10月 | ゼロ金利政策の復活 |
2016年 | 日銀による「マイナス金利政策」 |
住宅ローンの金利が影響を受ける要素は!?
住宅ローンの金利が何に影響を受けるか少し具体的に見てみましょう。
金利の種類 | 金利が決定する要素 |
変動金利型 | 一般的に「短期プライムレート」短期金利 |
短期の固定金利期間選択型(2年・3年・5年など) | 一般的にその期間に応じた金融市場の金利 |
長期の固定金利選択型(10年以上) | 一般的に「10年国債利回り」長期金利 |
フラット35 | 住宅金融支援機構が提示する金利に、窓口金融機関が上乗せ |
フラット35や民間住宅ローンの適用金利の決定は、一般的には融資実行時点です。
(注:事前審査などの申込時と実行時の、低い方の金利を適用する金融機関もあります。詳しくは各金融機関にお問合せください。)
融資実行時までの期間が長い場合、金利の動向を注視しておくことが大切です。
そうは言っても、将来の金利のことは誰にも分かりません・・・。
金融機関の職員でも、FP資格者でも分かりません。
将来リスクに備え、最低限、基本的な各金利タイプの特徴は把握しておくようにしましょう!
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