住箱?

先日、新潟市内のある区にお客様とのお打合せの後、土地の調査のために住宅街を自転車で回っていました。

街並みをあらためてじっくり見ていると、面白いですね。

みんな境界線をある程度の高さのブロック塀で囲んで、こちらは洋風住宅でこちらは純和風。

そうかと思えばRCのマンションがあったり。

植栽などの外構のテイストも同じ国、同じ区なのに全く違う。

区画整理されて、それぞれの敷地に並ぶように立っている住宅でも、1軒ごとに違う世界観があるんですね。

新潟でも毎年多くの住宅、アパートが建設されています。

でも土地を手に入れて、住宅を建設するって大変なことですよね。

まず、土地も家も高いです。

手に入れたとしても、将来手放す事態になるかもしれないし、その時は値下がりするかもしれないし、ローンを確実に返済していかなくてはいけない。

だけど、今の会社に永続的に勤めると確信できる方は、そんなに多くない気もします。

それなのに、どうして住宅を手に入れようと皆さん一生懸命になるのでしょうか?

おそらく、1軒ごとの違う世界観がそれを表しているかもしれませんね。

皆さんそれぞれ、「家を建てること」に強い思いが込められているんだと思います。

家を建てることが理想の家族像かもしれないし、過去の生活環境を忘れたいかもしれないし、ファッションのように住宅を楽しみたいかもしれない。家族への恩返しかもしれない。

住まいとは何か?

ただ毎日の生活を送る「箱」ではなく、そこにはその人の何かしらの思いが表現されます。

皆さんも是非一度、ゆっくり住宅街を眺めてみて下さい。

何か不動産購入の、自分自身への気づきが発見できるかもしれません。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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