2021年12月26日、早いもので今年も残すところあと6日となりました。
クリスマスが明けた本日、ここ新潟市は物凄い冷え込みです。
最高気温がなんと1℃!←(出典:ウェザーニュース)
ここまで冷え込むのは別として、冬になると「自分の家が寒い・・・」と感じることはありませんか?
↓ 寒い季節の自宅での行動・・・自分に当てはまるかチェックしてみましょう!
Q1 夜中にトイレに行きたく目が覚めても、行くのにためらう?
Q2 お風呂に入るのに服を脱ぐと、寒くて震える?
Q3 寝室が寒くて、朝起きるのがつらい?
Q4 くつろぐはずのリビングダイニングが寒く、あまり動かずブラケットなどにくるまっている?
Q5 靴下はもちろん、つねにルームシューズなどがないと床が冷たくて歩けない?
いかがですか?
ひとつでも当てはまるようであれば、悪い方向に身体に影響が出ています。
全部当てはまる人は、今すぐリフォーム会社へ!w
もともと日本は寒い住宅が多いと言われています。
四季があって、夏がまた暑い気候のせいでしょうかね?
どこかの季節に極端に対応した住宅というより、四季=夏に合わせて、冬とのバランス重視なのかもしれません。
家の中の温度が低いと、ここが危険!
危険1:入浴時の事故のリスクが高くなる
入浴中の事故は冬場に多く、入浴中のアクシデントで亡くなる方の数は、年間約19,000人だそうです!
↑(出典:nippon.com)
この数字は交通事故で亡くなる方の約4倍以上にもなるんですね。
そのほとんどが、65歳以上の方のようですので、高齢者の方は特に注意が必要です。
高齢者と同居されているご家族の方も、注意して見てあげてください。
居間や脱衣所が寒い住宅に住んでいる人は、熱めのお湯にする傾向があるようです。
これがまた入浴時の、事故のリスクを高くする要因のひとつだそうです。
危険2:血圧が高くなる
室温の低い家に住む人ほど、起床時に血圧が高くなる傾向があるようです。(出典:OMRON)
確かに私も高血圧症で、毎日、血圧を測っていますが、起床時は高く、日中落ち着いてきます。
ちなみに自宅は寒いですw
また高齢者ほど血圧の上昇幅が大きくなるようです。
私が病院から頂いた血圧手帳によると、家庭での血圧値で、135/85mmHg 以上が高血圧とされているようです。
普段、実は自分の血圧値が気になっている方・・・寒い冬を機会に、毎日測ってみてはいかがでしょう?
全室、暖かくなければ意味が無い!
WHO(世界保健機構)は「住まいと健康に関するガイドライン」を作っています。
(出典:公益社団法人 日本WHO協会)
その中で、寒さによる健康への影響から、居住者を守るために最低でも、全室の!室内温度として18℃以上を推奨しているようです。
推奨というより18℃以上「あるべき」という強い勧告のようですw
また寒い季節がある地域の「住宅」は、新築時やリフォーム時の断熱材の設置も勧告しています。
〇 | 18℃以上 | 家の中の最低推奨温度 |
▲ | 18℃未満 | 血圧上昇・循環器系疾患の危険 |
△ | 16℃未満 | 呼吸器系疾患に対する抵抗力が低下 |
× | 5℃ | 低体温症を起こす危険 |
「全室の室内温度」というのがポイントです。
例えばリビングを18℃以上にして、お風呂に入る時に気温が低くて寒くて震える・・・こういった状況がヒートショックを起こしてしまう訳です。
例えば浴室をユニットバスに替えたり、内窓や暖房器具を浴室に設置したり、浴室のリフォームだけでも暖かくできます。
新築時であれば、全館空調であれば間違いないでしょう。
暖かくするのは、ただの「贅沢」ではなく、身体を守るためでもあるんです。
健康に生活するために、住宅を「室温から考える」ことも大切なんですね。
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