先日「土地を探して欲しい」と依頼を受けたので、希望のエリアを聞いてみたら、まー、そのエリアが広いこと。
これ、内心「一生決まらないんじゃ?…」なんて思ったので、一緒にいろいろと考え方を整理しました。
家を建てようと思った時に、もともと親や祖父母が土地を持っていなければ、最初にやることは「土地」を決めることです。
土地を買うとなったら、大体の人はこの辺りがいいかなーと漠然と希望のエリアが思い浮かぶでしょう。
そうしたら、実際にそこに行ってみて、街の雰囲気や交通量や、どんなお店があるかとか、目で見て確かめることをおススメします。
「なんか思ったよりガヤガヤしてるし、印象と違ったな…」なんてことがあるかもしれません。
子供の学校区とか、実家の近くとか、何かの理由で住むところが限られるわけでなければ、そこからが土地探しのスタートです。
これがまた大変…エリアの絞り込み
住みたいエリア、しかも町名もある程度決まっているのに、予算が合わない…
私がハウスメーカーに勤めていた時、このパターンの人ってすごく多かったです。
ライフプランや資金計画を詰めていって、それでも予算に合わなかったらどうしたらいいのか?…
「このエリア以外、考えられない…」
そう決めてしまわないで、できるだけいろんな場所に行ってみましょう。
例えば、ここ新潟市なら、こんな観光マップを持って家族と廻ってみても楽しいかもしれません!
土地探しをしながら、ミニ観光もできる!…なんだか、ワクワクしますね。
何が言いたいかというと、決めつけていたエリアじゃなくても、自分にとって理想的な場所が案外あったりするもんです。
あんまりイメージや先入観を持たないで、どこかランチに行った時でも、何気なく窓から外の街並みを眺めてみましょう。
面倒がっていたら、いい土地なんてとても買えない
あと、もうひとつおススメなのは、自転車でまわることです!
私も土地の調査に行くときなんかは、なるべく自転車で行きます。
まぁ、歩きでもいいですが、ちょっと遠くまで行くとしんどいかも…
どこかに車停めて、歩いてもいいですね。
これ、なんで車だとダメかと言うと、街並みを見てるようで見てないんですよね。
どんな家が建ってて、どんな街並みか…
車の中から、街並みや、その土地を見ても、肌感覚で街の雰囲気が分からないんです。
中には、現地も見ずにインターネットの情報だけで決めてしまう強者もいます…
でも、それはよっぽどこだわりがないか、よっぽど心底信頼できる営業マンがいるとか、特別なケースです。
たしかに今は、インターネットでいくらでも物件情報をチェックできますし、同時にいろんな情報をまとめて比較検討できます。
でも「理想の土地」を見つけるためには、実際にその街並や現地に行くということが、ほんとに大切なんです。
何が良くて何が嫌なのか…肌感覚で体感すると、自分の中で物件を「決めきれる」きっかけにもなるんです。
まとめ
まず、机上であーだ、こーだ言ってても
「まだ他にいい土地があるんじゃないか?」とか…
「待ってればいい土地が出てくるんじゃないか?」とか…そんな言うだけで「決められない」人ばっかりです。
面倒がらずに、漠然としている状況でも、実際に現地に行ってみる…ある程度絞り込めたら、また現地に行ってみる…
その繰り返しが、自分に理想の物件の気づきを与えてくれます。
営業マンに「早く決めた方がいいですよ」なんて言われても、気にしない。
焦らずゆっくり楽しみながら…自分にとっての「理想の土地」を探しましょう。
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