今の金利水準で、固定と変動・・・どちらを選ぶべきか、どう考えたらいいのでしょうか?
不動産の購入で大半の方が検討する「住宅ローン」。
聞く人によって、その考え方、返答が様々で、悩まれる方も多いと思います。
今、固定か?変動か?
30年から40年という、長期で住宅ローンを組む方が大半な中で、30年後の金利がどうなっているかは誰にも分かりません。
それでは、固定金利を選択した方が安全なのでしょうか?
2021年12月現在、フラット35で1.33%~(融資率90%以下)、変動金利で0.31%!?~となっています。
私がハウスメーカーに勤めていたいた時も、しばらく過去最低水準です!って言われていたのに、なんだか更に下がってますねw
ほぼ、金利と言えないくらいの金利になっている変動金利。
令和4年度税制改正大綱での、住宅ローン減税は年末のローン残高の0.7%の控除で固まりそうです。
1%から控除率が下がったとしても、それでも変動なら、利息負担以上の減税が受けられる計算になります。
なんだか、いたちごっこみたいですが、住宅ローン減税が受けられる間は、適用金利が上がるまで変動のままにしておけば、実質的な利息負担はゼロ以下です。
金利が控除率を超える時に、固定金利や固定期間選択に変更する・・・というのも一つの方法ですね。
元は違う業種の会社の参入があったり、住宅ローンの競争←(出典:価格.COM ローン)も激しくなっています。
固定金利は今は避ける!?
固定金利といえばフラット35。
今の金利は1.33%~で、変動金利の4倍ほどになっています。
例えば・・・
3,500万円の借入 35年返済 金利1.33% = 毎月返済 104,273円
金利0.31% = 毎月返済 87,946円
ここまで返済額=利息が違うと・・・。
しかし、長い目で見て安全で安心できる返済計画なら、固定金利であることは間違いありません。
将来の数字が、今の時点で見えるわけですからね。
比較する変動金利のリスクとして、金利が上がって返済額が増える可能性があることと、未払い利息(返済額に収まりきらない貯まっていく利息)が発生する可能性があることをどう考えるか。
後で後悔しないように、住宅会社や不動産会社の担当と、しっかりシミュレーションして選択しましょう。
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