~金利ミックス型編~
皆さん、住宅ローンの金利をミックスできるってご存知でしたか?
あんまり、不動産会社や住宅会社の営業マンは勧めてこないので、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
なんで、勧めないかって、手続きが少し手間がかかるから(笑)多分ですけど。
でも、違う金利タイプを組み合わせて借りることで、効果的なケースもあるんですよ!
金利ってミックスできるの!?
単純に金利2つを2で割るような話ではなくて・・・
一部を全期間固定金利、残りを変動金利・・・というように異なる金利タイプを組み合わせて借りることです。
例えば・・・
・「全期間固定」+「固定金利選択(3年・5年・10年etc)」
・「3年固定」+「10年固定」
組み合わせる時に、金融機関によっては、2本立て(2つの住宅ローン)になる場合と、1つの住宅ローンとみられる場合もあります。
2本立ての場合は、書類や手数料も2件分になるので、注意が必要です。
どんな時に金利ミックスを利用した方がいいの!?
例えば、全期間固定と3年固定を比べた時に、借入当初の金利は3年固定の方が低くて、毎月の返済額も少ないですよね!?
でも・・・全期間固定の方が、3年固定よりも金利や返済額は高いけど、今後金利が上がっても心配ないし・・・悩む・・・ような場合。
そんな時に、この2つを組み合わせちゃうんです!
全期間の安心感を確保しつつ、3年固定と合わせて毎月返済額を抑える。
住宅ローンをただ借入する「債務」としてだけの考えではなく、借入を楽しんで返済してみましょう!
ただし、いいことばかりでなく、金利が上昇トレンドに乗ってしまうと、金利をミックスしちゃったために全期間固定の金利を超えて、3年固定の金利が固定金利期間終了後に、全期間固定の金利を超えてしまう場合もある訳です。
最悪、結果的に総返済額が、全額、全期間固定で借りた場合より多くなってしまうんですね・・・。
また、金利プランの組み合わせだけでなく、異なる返済期間のローンを2つ組み合わせる「ミックスローン」というものもあります。
金利プランの組み合わせ、返済期間の組み合わせ。
組み合わせ比率や将来の金利動向によっては、予想以上に金利上昇の影響を受ける可能性もあるので、そのリスクはしっかりと認識した上で、利用するようにしましょう!
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