住宅ローンを申込む時の心構え!…おさえておきたい大事なこと

住宅ローンを申し込む時に、知っておいた方がいいポイントがあります。

金利や商品はもちろん気になりますが、ここではどんな心構えで手続きすればよいか見てみましょう。

事前審査の準備は早い方がいい!?

住宅ローンは、土地や建物を担保に返済能力のある人に、金融機関がお金を貸し出します。

当然、申込時には、金融機関ごとに定める審査書類を提出することになります。

必要書類給与所得者自営など個人事業主発行先
1:所得を証明する書類
・源泉徴収票(前年分~2年分)勤務先
・納税証明書(その1その2)(写し)直近3年分税務署
・確定申告書(各決算書添付)(写し)直近3年分申告者
2:本人確認(免許証・健康保険証)
3:既存借入金の返済表(写し)※他に借入がある場合借入先
4:事前審査申込書・個人情報の同意書金融機関
注:その他金融機関によって求められる書類があります。申込先金融機関にご確認下さい。

その他、担保になる物件に関する資料や、資金計画書などが必要となりますので、不動産会社や住宅会社の担当者と準備すると良いでしょう。

これらの書類を早く、漏れがなく準備できれば、金融機関によっては数日から1、2週間の間には、大抵、融資審査の結果が分かります。

例えば、土地を購入する場合、土地の買付申込をして2週間ほどの優先購入期限を設ける不動産会社が多いようです。

ほとんどの方は、申込をしてから総額を踏まえて融資の審査をしますので、そんなにゆっくりできないのが分かりますよね?

「ぐずぐずしてたら他の人に買われてしまった!  (´;ω;`)・・・」

なんてことの無いように、必要書類はできるだけ迅速に準備するようにしましょう!

また、ひとつの金融機関だけでなく、複数の金融機関に申込をする場合、当然、同じ書類が必要になります。

事前に必要通数を確認しておくと、効率的に準備できますね!

事前審査が通っても安心できない!?

これは実は気にした方がいいポイントなので、不動産会社や住宅会社の担当者に良く聞いてください。

事前審査は、借入希望者の年収や自己資金、勤務先や勤続年数、物件の概要などを審査します。

本審査へのある程度の見通しを立てる手続きで、ほとんどの民間の金融機関が行っています。

この時に一番大きな審査が「個人信用情報機関」に照会して、以下のような申込者の利用記録を確認します。

・過去の延滞の履歴

・破産等の情報

・現在利用中のローンやクレジットカードなどの利用記録

ここで問題があると融資が不承認や減額になる場合もあります。

事前審査の結果は 、金融機関によっては数日から1、2週間の間には出ますが、事前審査が承認されたからといって本審査が必ず承認されるとは限らないんですね。

ただし、この事前審査の「質」というか、判断基準が、金融機関によって差がありますので、 不動産会社や住宅会社の担当者と良く相談してください。

事前審査が承認されたら、金融機関が定める必要書類を提出して、正式な住宅ローンの申し込みを行います。

本審査は、おおよそ2週間、金融機関によっては1ヶ月近くかかるところもあります。


金融機関の審査基準の詳細は公表されていません

受験や資格試験みたいで、緊張しますよね・・・。

融資が承認されるかどうかは、申込書類を提出して金融機関の審査を待つしかないのが実情です。

せっかく不動産の購入を検討していたのに、そもそも融資がおりないなんて悲しいですよね・・・

そのためにも、やはり事前審査は早めに、また不承認や減額になっても諦めずに不動産会社や住宅会社の担当者に相談してください。

金融機関を変えたり、残債を無くしたり・・・何かしらの対策があるはずです。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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