民間の金融機関から、不動産購入の借入をする場合、どのような金融機関が取り扱いをしてるかご存知ですか?
取扱機関とその特徴を見てみましょう!
① 銀 行
一番初めに頭に浮かぶのは「銀行」ですね。銀行、信用金庫、労働金庫、信用組合などがあります。
借入の条件や金利などは金融機関によって様々です。
変動金利、固定金利選択型、全期間固定金利型、フラット35も取り扱いしてるところが多いです。
② J A(農業協同組合)
ハウスメーカーで営業していた際に感じたのですが、JAが住宅ローンを取り扱いしてるのを、案外、皆様ご存じないんですよね。
仕組みとしてはJAの組合員になることで、一般の方も利用できるんですよ!
(※詳細はお近くのJAでご確認ください)
銀行と遜色ない条件で借入可能です。
③ 保険会社など
保険会社の中にも住宅ローンを取り扱うところがあります。
多いのはハウスメーカーと提携した「提携住宅ローン」ですが、直接、取扱するところもあります。
金利プランも多彩になってきています。
ん-、これだけ色々なところが取り扱いしてますと、正直、悩みますよね・・・。
もう一度、民間住宅ローンの条件などを整理してみましょう。
資金の用途 | 住宅の新築・購入・リフォーム・借り換え |
借入可能額 | 1億円以内 |
金利タイプ | 変動金利 固定金利選択(3年・5年・10年など) 全期間固定金利 |
申込人の条件 | ・20歳以上で、完済時年齢が80歳未満 ・返済負担率が20%~40% ・団体信用生命保険に加入できる方 ・保証会社の保証を受けられる方 |
返済期間 | 最長35年(完済時年齢80歳未満) |
返済方法 | 元利均等返済 or 元金均等返済(ボーナス併用可) |
担保 | 住宅・土地に金融機関を第一順位とする抵当権を設定 |
注:この表に記載している項目は、一例で、こういった条件に各金融機関に違いが出てきます。
はじめてだと難しい言葉も多いですが、一度、分からない項目はご自分で調べてみましょう。
銀行の担当員や住宅会社の営業が勧めてくる理由はなんなのか理解できた方が、ご自身で納得のいく資金計画を立てられますよ!
民間の金融機関の金利は、一般的に毎月公表されます。
専門的な内容が多い、借り入れ条件の検討から、金利の動向もチェックしなければいけなかったり、不安に感じられる方も多いと思います。
銀行や住宅会社、不動産会社に行けば融資の概要から、提携銀行など詳しく教えてくれます。
ただ、どうしても得意・不得意、提携・非提携、取り扱いの有無などで説明が偏りがちになります。
できれば利益関係に無い第三者、もしくは複数の銀行や会社に話を聞いてみることをお勧めします!
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