~住宅ローン編~
住宅ローンを借入する際には、保証料や事務手数料など、耳慣れない諸費用が色々と別途必要になってきます。
借入額に対して変わりますので、どのくらい必要になるのか事前に確認しておきましょう!
不動産会社や住宅会社の提案してくれる資金計画に含まれているか、トータルで資金計画を考える必要があります。
保証料ってなに!?
多くの住宅ローンでは、指定の保証会社の保証が受けられること・・・が借入の条件となっています。
万一、返済が滞ったり、返済不可能な状況になった際に、金融機関が保証会社から返済を受けるためです。
保証会社の保証が受けられたから、債務が免除される・・・訳ではないので勘違いされないように!
保証会社から保証を受けるに当たり、保証料の支払いが発生します。
この時の支払い方法として・・・
①外枠方式 保証料を当初に一括して支払う
②内枠方式 毎回の返済額に上乗せして支払う(金利)
このどちらかが一般的です。(※一部、金融機関では、分割払いもあり)
内枠方式の場合は、例えば金利に0.2%上乗せして払うなど、返済額が増えることになりますので、注意が必要です。
事務手数料!?
金融機関によって、住宅ローンを取り扱う事務手数料が発生します。
この支払方法は・・・
①一定額を支払う
②融資額の〇%を支払う
どちらかが一般的です。
この手数料は、結構、金融機関によって差があります。
地方銀行などは一定額の支払いが多いですが、ネットバンク・メガバンク系では率を乗じる手数料の形式の取り扱いも多いように感じますね。
注意が必要なのは、あくまで手数料なので一般的には、借り換えしても戻ってきません。
そうかといって、手数料が安い金融機関を選択して、その他の金利やサービスが劣っていたり・・・
悩ましいところですね。
当初の借入諸費用の総額と現在金利からの総返済額を計算して(住宅会社や不動産会社に計算してもらって)借入当初にご自身が納得いく根拠ある数字を試算しておくことをお勧めします。
金融機関のチラシは、保証料いくら!団信いくら!・・・アピールしたいほんの一部しか見えませんから。
住宅ローンを選択する場合、決して金利や諸費用だけの比較で決めてしまうのではなくて、返済額に諸費用も含めた総支払額で比較する必要があります。
住宅ローンの借り入れの際に必要な保証料、団体信用生命保険料などを加えた、実質的な数字ですね。
関係のお仕事でなければ、ご自身で計算するのはなかなか難しいです・・・。
不動産購入時には物件相談に合わせて、住宅ローンの比較検討も、不動産会社や住宅会社に相談してみましょう!
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