中古住宅を購入する時に、どんな融資があって、どんな制度があるのか皆さんご存じですか!?
税制の優遇などもありますので、購入前に把握しておくようにしましょう。
中古住宅を購入する場合、購入してリフォームを検討することも多いと思います。
購入してから、しばらくしてからリフォーム・・・よりも購入とリフォームを同時に行うことで、引越までのスケジュールや資金計画が立てやすくなります。
その場合は住宅の価格とリフォームの費用、それぞれの価格のバランス=総額を見ながら検討を進めていきましょう。
中古住宅購入する時の住宅ローンとは!?
中古住宅の購入と一緒に、リフォームをするとします。
その場合、住宅購入費用とリフォーム費用を併せて借入ができる「リフォーム一体型ローン」を検討してみましょう。
最近では、取扱金融機関も増えてきており、商品の内容も様々です。
通常の住宅ローンと比較した時の金利水準 | 返済期間 | 担保 | |
一般的なリフォームローン | 高め | 短い | 無担保 |
リフォーム一体型ローン | (住宅ローンと)同様 | (住宅ローンと)同様 | 有担保 |
建物状況調査(インスペクション)とは!?
中古住宅を購入する時に、宅建業者は「建物状況調査」を行った物件である場合、その結果を買主に説明しなければいけません。
「建物状況調査」(インスペクション)とは、国土交通省が実施する講習を修了した調査技術者が、住宅の部位(基礎・壁・屋根etc・・・)ごとに劣化や不具合の有無を、目視や計測等によって行う調査です。
どんな時にメリットがあるか?
・リフォームする前に、修繕が必要なところが無いか確認できる |
・どこの場所がいつ頃修繕が必要になるか、計画を立てることができる |
・調査時点の状況の把握ができ、売買後のトラブル回避につながる |
宅建業法でインスペクションが求められています!
実は、売ったり買ったりしたい一般の方は、あまりご存じないと思いますが・・・
宅地や建物を取引する業者(不動産屋)を規制する法律「宅地建物取引業法」があります。
その中では、業者が取引の仲介に入るための「媒介契約」を依頼者と締結する時に、建物状況調査技術者のあっせんの可否を示すことが義務付けされているんです。
また、宅建業者は重要事項説明を買主にする時に、1年以内にインスペクションをしたかどうか、インスペクションをしていればその結果を説明しなければいけません。
また「建築基準法への適合」「新耐震基準への適合」「新築や増改築時の図面」「新築以降に行われた調査点検の報告書」などの書類があるかどうかも明示しないといけないんです。
その上で、売主・買主が建物の現況について確認しましたということで、売買契約の締結・・・となるんですね。
その他にも新築住宅に限らず、リフォーム工事で利用できる税制優遇があります。
たとえば・・・「住宅ローン減税」「固定資産税の軽減措置」「贈与税の非課税措置」etc・・・
また、耐震化や省エネ化など、一定の基準を満たすリフォームに対して、国や自治体から補助を受けられる場合もあります。
補助要件や申請方法、申請期限などは各補助制度によって違ってきます。
事前にホームページなどで確認したり、不動産や住宅会社の担当者に確認するようにしましょう!
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