「家を建てる」という人生の選択の意味…20年営業マンをやって分かったこと。

ハウスメーカーの営業をしていた時に感じたのですが、家にこだわりがある人とない人がいます。

私は営業マンだったので、その人が家を持つことに意味を持たせることが仕事でした。

でも、間取りや商品や、建てた後の暮らしの良さを、必死に訴えても「ふーん…」って人がいるんです…。

今思えば、家に対しての考え方も人それぞれですし、そりゃそういう人もいるよね…と。

皆さんの中にも、それほど家にこだわりが持てない人もいるんじゃないですか?

「お金だけで言えば賃貸がおススメ」とか「家を建てる必要ってある?」とか別の記事で書いたこともあります。

でも、私の中では違う考えもあります。

たとえば、あなたのご主人や奥様やお子様が「こんな家に住んでみたい!」っていう夢や憧れがあるとします。

そして、あなたは自己資金も十分あるし、住宅ローンで返済していくのも、そんなに負担にならないとします。

あなたは、可能な限り自己資金を出して住宅ローンを組んで、家族が喜ぶために家を建てることにしました…。

これって、自分が家にこだわりがなくても、人生のライフステージの中の素敵な選択ですよね。

大きな買い物になるわけですが、お金に関することで言うと、私自身、自分の考え方に変化を感じています。

会社員だった時は、給料として入ってくるお金を抱え込む(ムダ使いしないように…)考え方でした。

でも、起業してから、変わりました。

入ったお金で、事業のためや、自分に投資して、それ以上の効果を得られたら…と考えるようになりました。

なんだか最近感じるのは、お金を抱え込んで取っといてもしょうがない気がするんです。

もちろん、安心感はあるかもしれませんが、使わないでいて、歳とって使えなくなっても意味がないですよね。

家族のあこがれである家を、家族が喜ぶために買ってあげる…そういう選択も、それは素敵なことです。

家にこだわりがないから、家を建てちゃいけないんてことは、ありません。

人によって「家」の役割、意味は違うんですから。

もちろん、無理な借入をして、将来返済できなくなってしまっては困ります。

でも、家族のために…とか。

充実した毎日の暮らしのために…とか。

家を建てることで幸せが手に入るんであれば、そのために頑張る、お金をかけるっていうのも、人生のひとつの選択ですよね。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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