SDGs、お勤め先でも積極的に取り組まれている方も多いかもしれません。
SDGs「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」
これは、経済・社会・環境の3つのバランスが取れた社会を目指す世界共通目標です。
2030年までに達成するために、17のゴール(目標)と169項目のターゲット(達成基準)が設定されています。
こんな、世界的共通目標が浸透しつつあった中での、ウクライナ危機(2022年3月31日現在)・・・。
持続可能な開発目標を掲げている中で、なんだか空しくなりますね・・・。
もともとは、近年の地球温暖化や人権問題といったSDGsが対象とする「国際的社会課題」は、企業による解決も重要だとされています。
新しい時代に移る
数年前からSDGsが、特にビジネスの場面で大きなテーマになりました。
新潟の街中でもバッジをつけてる方を見かけます。
ビジネスで言うと、気候変動や格差問題など、環境や社会が変わったことで
「このままでは今の事業が成り立たなくなる・・・」という考えが背景にあるようです。
SDGsでは、例えば目標1つ目の「貧困をなくそう」など、一般企業の活動に直接関係しづらい目標もあります。
一方で「ESG(Enviroment Social Governance)」という、環境・社会・ガバナンスの観点から企業の経営に落とし込んだ指標があります。
企業にとっても、環境・社会・規制に対して配慮していくことが「利益になる」という、目先の利益だけを求めない、新しい時代に移っているんですね。
不動産購入・・・どういう会社から買いたい?
SDGsの11番「住み続けられるまちづくりを」なんかは、不動産会社や住宅会社にまさに直結しそうな目標ワードですよね。
昨今、自動車メーカーやアミューズメント業界など、他業種も「まちづくり」の事業を展開してきています。
今では、かなりSDGsの認識が普及してきました。
自分の会社で取り組んでいる人であれば、不動産(住宅会社やリフォーム会社、その街)を購入する時も、どういう会社でどういう考え方なのか、意識される方もいるのではないでしょうか?
SDGsには「多様性を認めよう、差別をなくそう」というテーマがあります。
購入や建築をお願いしようとする会社が、パワハラやモラハラが常態化していたら・・・
なんかイヤですよねw
地球温暖化からくる環境問題も、不動産や建設(住宅)業界の大きなテーマですね。
CO2排出量に対して、どいう考えで取り組んでいて、どういう材料や設備を使っているのか。
新型コロナウィルスや、ウクライナ危機、世界的な大きなできごとが続いています。
でも、SDGsの考え方は、瞬間的なものではないですよね。
社会を存続させるための、分かりやすい目標・きっかけとして考えると、すんなり理解できそうです。
社会の環境が変わっていく中で、10年後、20年後、自分はどういう街、どんな住居で生活したいか?・・・
不動産を購入する時、SDGsの視点からも考えてみると、何か気づきがあるかもしれませんね。
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