空き家の処分②~解体編~

皆さん、住宅の解体費用ってどれくらいかかるかご存じですか?

これが結構かかるんですよね・・・。

一般的な木造住宅では、坪当たり3万~4万くらいはかかります。

(注:業者や立地、築年数、他処分の有無で変わります。)

それでは、建物を解体するにあたってのポイントを見てみましょう。

メリット◎

①土地が売りやすい

解体し更地になることで、土地の全体がキレイにスッキリ見えることで購入検討者のイメージがUPしますね。

②ご近所に迷惑をかける心配がなくなる

強い風で敷地内のものがご近所に飛んでいかないか・・。

動物が住み込んでいないか(ハクビシン・ネズミ・タヌキ)・・。

地震で建物や塀がお隣に崩れないか・・。

離れて住んでいると心配ですよね・・・。

③管理の手間、維持費用が要らなくなる

デメリット×

①土地の固定資産税が上がる

住宅用地に利用されている土地にかかる固定資産税や都市計画税は、大幅に軽減されます。

・住宅用地の課税標準に適用される割合

1戸につき200㎡まで200㎡を超える部分
固定資産税1/61/3
都市計画税1/32/3
(引用:新潟市ホームページ

特定空き家等の敷地は、住宅用地の特例措置の対象から除外されるので注意が必要です!

(引用:NPO法人空家・空地管理センター

②現行の建築基準法などの法規制により、再築できないケースも

道路に接道しているか、敷地面積に対する建築面積は大丈夫か・・。

昔から建っていた建物を解体し、現行の法規制に合わせて再築しようと思っても、そもそも建築できない、建築できる建物種類が限られる、建築できる大きさに制限があるetc・・


建物が建っているんだから大丈夫!と解体した後に思ったはずと違ったという事態になることも・・・。

必ず事前に、不動産業者や建築会社、もしくは市役所で確認しましょう!

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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