住宅ローンを利用する時に、10年固定を使う時は、固定金利期間選択型や全期間固定金利型より金利が低めで、当面の返済額を低く抑えることができます。
しかし、金利の上昇により返済額が増えるリスクがあるので、金利の動向には注意する必要があります!
変動金利はここに注意!
変動金利型は、借り入れ後、半年ごとに金利が見直されます。
ところが、多くの変動金利型の商品は借り入れ後、半年ごとに金利が変わっても、返済額が5年間固定されています。
返済額が変わらなくても、元金と利息の割合は見直されており、急激に金利が上昇した場合などは利息額が毎回の返済額を超えてしまう「未払利息」が生じる場合もあります。
また、変動金利型は、返済額が変更されて返済額が増加する場合にも、いままでの返済額の1.25倍までの金額とされています。
このため、返済額が急激に増加するリスクがない一方、実は元金がなかなか減らないというリスクもあるんですね・・・。
このような場合には、繰上返済で借入残高を減らしたり、何かしらの対策が必要になってきます。
変動金利が向いている人は!?
今後、金利が下がっていくと判断する場合には、金利が下がるメリットを受けることができる変動金利は有利な商品かもしれません。
また、金利が低い市場の状況で、借入時点では全期間固定金利型よりも適用金利が低いので、将来金利が上昇しても返済できる余裕がある人にとっては、変動金利型の利用も選択肢のひとつですね。
借入額が少ない場合や短い期間で返済が可能な場合も、金利上昇による支払額の増加分が比較的少なくて済みますので、そんな時は変動金利型を検討してみましょう!
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