未来の住宅の姿

新型コロナウイルスの世界的流行により、「モノ」の供給面でも影響が出ているようです。

ロックダウン(都市封鎖)や事業の自粛によって 生産活動や物流が停滞し、世界的に物資が不足しているようです。

何故かあんまり報道されませんが、今、自宅の給湯器が壊れたら、在庫不足で数か月以上かかる可能性もあります。

ここで大地震なんか来たら・・考えたくもないですね。

同じくモノの不足は、木の不足・・・住宅を造るための木材にも影響が出ています。

ウッドショックですね。

そんな中、新型コロナウィルスの新変異株=オミクロン株 ←(出典:NHK)の感染拡大のイヤなニュースが飛び込んで来ました・・・。

これで更にモノ不足になってしまったら、いったい日本の経済はどうなってしまうんでしょう・・・。

木は贅沢品?

木の木目や質感などの良さは良く分かります。

問題は、もともといい木材は結構な金額だったものが、このウッドショックで木材全体的に高くなっているということですよね。

住宅の建築に使われる木材の7割弱が輸入材ということですから、輸入材の価格の高騰をきっかけに、国産材へ切り替えるべきという意見もあるようです。

でも、国内の林業は、林業に携わる人も少ないですし、そうなると市場価格も高いですし、そんな、そもそもな問題もあって、簡単に国産材に切り替えるなんて難しいですよね。

今、木は贅沢品になりつつあります。

今回のウッドショックは一時的なものだという見方もありますが、今後、国産材の活用を含めて何かしら対策していかないと、住宅の中で木材を見れなくなる・・・なんてことが起こりかねません。

未来の住宅

もし、「木」といえば「住宅」という想像をしなくなる時が来たら・・・。

住宅が「木」でできていたのは、昔の話・・・となるかもしれません。

そもそも日本は、以前から住宅の造りがバラバラですよね。

純和風な木造建築があったり、鉄骨で家を支えて壁はセラミックやタイルだったり、マンションのようなコンクリートだったり。

屋根も瓦じゃなく、太陽光パネルだったりします。

今回のコロナウィルスの影響、ウッドショックがきっかけで、流通や材料の見直しから、またどんどん住宅の姿が変わっていく可能性もありますね。

本物の木の家・・・「そんなの夢の話でしょ」といわれる時代が来るんでしょうか。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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