~固定金利期間選択型編~
住宅ローンの返済は長いですよね・・・。
借入をした当初の金利だけでなく、金利が固定されている期間が終了した後の金利変動の仕組みも必ず確認が必要です!
仮に途中で金利が上昇して返済額が増えたら返済できますか??
固定金利期間選択型の特徴や注意点を理解して、借入当初の金利だけでなく、固定期間が終了した後の返済負担も把握しておくようにしましょう!
どれくらいの期間、金利が固定されるの!?
固定金利選択型は、当初から「一定期間、金利が固定される」ものです。
多くの金融機関で取り扱いをしており、不動産会社や住宅会社の営業マンから勧められた方も多いのではないでしょうか?
金利が固定される期間は、金融機関によって差はありますが、2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年・25年・・・
どれくらい固定させればいいか、悩みますね・・・。
固定期間終了後は、その時点の金利で、変動金利や固定金利を選びます。
(注:一度変動金利を選ぶと、固定に戻れない金融機関もありますので注意が必要です。)
当然、固定金利期間が短い商品ほど金利が低めです。
金利引き下げキャンペーンを行っていたり、金融機関の代表的な商品ですね。
固定期間が終了したら、どうなるの!?
土地や建物購入時には、当初の金利に目が行きがちですが、要注意です!
固定金利期間が終了したら、その時に適用される金利次第で返済額が変わります。
この返済額の変動額は、変動金利のように上限が設定されていません・・。
つまり借入後にどんどん金利が上昇すれば、返済額も増えます!
ですので、金融機関によって、固定期間が終了した後の金利は、店頭の表示金利から何%引きますよーってしている商品が多いですね。
返済期間が長ければ長いほど、固定期間終了後の金利からくる返済額の影響は大きいです。
・固定金利期間(2年・5年・10年etc・・・)の金利、返済額は変わらない |
・固定金利期間終了後は、その時点での金利が適用(引き下げプランは金融機関による) |
・変動金利と違い、返済額の増加の上限が決められていなので、大幅な返済増の恐れも! |
・固定金利期間終了後は、変動金利や固定金利期間選択型を選べる |
全期間固定より金利が低く、変動のように当初から金利変動を心配しなくてよいという考えから、比較的選びやすい商品が固定金利選択型です。
しかし、固定金利期間終了後の返済額の変化には注意が必要です。
ご自身のご年齢・環境から、固定期間終了後の頃のライフイベントで大きなことは待っていませんか?
進学・介護・転職・・・
ご家族でもう一度、ライフイベントを整理してみましょう。固定期間の参考にもなるはずです!
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