住宅ローンの金利の種類②

~全期間固定金利型編~

全期間の固定金利型は、金利が低いときに借入をすれば、長期間に渡ってメリットを受けることができます。

ずっと金利が固定されるので、返済額が変わらず安心感も高いですね!

ただし・・・金利が高い時は、金利が下がってきた時にメリットを受けられる変動金利の方がお勧めです。

まずは、「全期間固定金利」のメリット・デメリットを理解しましょう!

どの金利プランを選べばいいのか?・・・

完済するまで返済額が変わらない!?

全期間固定金利とは、名前の通り、融資申し込みまたは実行時点で、借入当初から完済までの金利が決定しています。

(注:最後まで金利が同じものと、当初10年間と11年目以降などで金利が変わる「段階金利型」もあります。)

段階金利は途中で金利が変わりますが、借入当初からあらかじめ決まっていますので、将来の資金計画が立てやすいですね!

家計の管理がしやすい!?

完済まで金利が決まっているということは、返済額も決まっているということです。

将来の金利動向を心配する必要がありませんので、家計の管理がしやすいですね。

具体的には、教育資金・老後資金・保険の組み立てetc・・・

金額がはっきりしていますので、電卓で計算しやすいです。

段階金利は分かりにくい!?

段階金利とは、決まった期間の経過後(一般的には10年)金利が引き上げられる金利タイプです。

ただし、最初の契約段階で11年目以降の金利が決まっているので、全期間固定の仲間になるんですね。

当初の期間終了後の返済額は、当初期間終了時の借入残高・変更後の金利・残返済回数によって決まります。

「住宅ローン借り入れ当初は子供の教育費で家計が厳しい・・・10年後くらいならこれくらい払えるんだけどな・・・」なんていう時にお勧めです。

全期間固定金利段階金利(11年目以降、金利変更タイプ)
金利は申込時や融資実行時に決まったものが完済まで続く
・返済額が変わらない
当初10年間より11年目以降の金利が高く設定されている
11年目以降の金利は申込時や融資実行時に決まっている
注:元利均等返済の場合
仮に途中で金利が上昇・・返済できる?・・・

全期間固定金利は、金利が低い時に借入をするとメリットが大きくなります。

ただし、変動金利や短期固定金利と比べると金利は高めになります。

ご家族の将来のライフサイクルで収入や出費の大きな変動は無さそうか?

現在の金利の動向は?

他の金利プランと比較して、ご自分に無理が無いか検討して選択するようにしましょう!

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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