土地を買う時の正しい住宅ローンの組み方!…そんなに営業マンも詳しくない!?

土地を購入する時の住宅ローンの流れ・・・分かりますか!?

建物と一緒に融資が組めるのか? 建築時期が先だけど土地だけ融資で買える?・・・

土地を購入して住宅を建築する注文住宅のような場合、建売住宅を購入するのと違って、住宅の建築前に土地の購入代金が必要になります。

そのため、土地取得費と住宅建築費の2つを、融資でどう組み立てるのか検討する必要があります。

先行して土地代金の融資が受けられる民間の住宅ローン

フラット35や財形住宅融資は、住宅完成後に融資実行となるため、土地購入時には「つなぎ融資」が必要になります。

何度も融資契約を結ばなければいけなかったり、利息などの諸費用もかかるので、面倒ですよね・・・。

こういったことから土地を購入する時から住宅ローンを利用したい場合、民間の金融機関を利用するケースが多いです。

注文住宅は、多くの預貯金が必要!?

注文住宅の場合、「工事請負契約」に記載されますが、着工金や中間金、完成金と工事代金を段階的に支払うケースが一般的です。

そのため、土地を購入する時に、現金(自己資金)を多く使ってしまうと、住宅の契約後に追加工事などが発生した場合に資金繰りが難しくなることが考えられます。

そのため、契約金や着工金、中間金など、どのタイミングでいくら必要なのか、融資でいくらまかなうのか、事前に資金計画をしっかりと確認しておきましょう。

土地を購入する時も、融資を利用するのはアリ

「土地の購入代金も借入に含めると、借入総額、返済額が多くなってしまうから・・・」

そんな不安から預貯金の多くを土地を購入する時に使ってしまうケースも多いです。

でも、今、住宅ローンの金利は歴史的な低金利で推移しています。

↑ 変動金利で0.5%切る商品も!フラット35も1%前後!

土地を購入して住宅を建築してそこで長く生活していくことを考えたら、超低金利のメリットをいかして、急な出費に備えるために預貯金を残しておくというのも一つです。

車や旅行、学費、転職、退職・・・何が起こるか分かりませんからね。


特に注文住宅の場合は、建売住宅の場合と比べて、契約後の打ち合わせで資金計画が変わっていくことが多いです。

借入額が足りなくなれば、当然、現金(自己資金)でまかなう必要があります。

着工時から完成時まで安心して資金計画が立てられるように、土地代金は融資でまかなう(追加工事分は自己資金で充当する)というのも一つの考え方ですね!

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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