危機感がない人はマナーがない人…複合災害に備えよう

先日震源が「東京都23区」という、なんとも不気味なマグニチュード4.6の地震がありましたね。

↑(出典:tenki.jp)

いつどこに地震が来ても不思議でなはい日本。

また、新型コロナウィルスの新規感染が、不思議なくらい収まっている今ですが(2021年11月25日現在)、また第6派の波が来ないとは言い切れません。

↑(出典:NHK新型コロナウィルス特設サイト)

感染症も気を付けなければいけない今、ここで災害が発生したら今までとは違う対応が必要になってきます。

地震や水害、感染症が重なって起きてしまう「複合災害」・・・今から備えと対策が必要です。

災害が多い日本に住むマナー

レストランでのマナー、電車の中でのマナー・・・色々なところで「マナー」を皆さん、守られてると思います。

逆にマナー違反をしている人を見ると「なんなんだ、あの人は・・・マナーも守らず。」となりますよね。

地震、台風、水害、火山、そしてコロナ・・・災害が多い日本に住んでいることが分かっているのであれば、その準備をしておくのもマナーなのかもしれません。

今、仮に大地震が起きたとすると、新型コロナウィルスの対策も合わせて行わなければなりません。

その上、断水したら手洗い、うがいもできず、停電したら換気扇も止まります・・・。

感染症と自然災害の同時発生は、本当に大変な「複合災害」なんですね。

そんな中、避難所などで非常用備品など準備できている人がいたら・・・

安全な場所に住む!?

実は普段から安全な所に住むことが、一番の防災対策かもしれません。

そうは言っても故郷まで変えてしまうのはなかなか大変なこと・・・。

これから不動産の購入をお考えの方は、ハザードマップと地盤強度のチェックは必須です。

既に持ち家の方で、最低限、必要なのは「住宅自体の耐震化」「ガラスなどの飛散防止」「家具家電の転倒防止」「備蓄」です。

良く「1週間分は備蓄しましょう」なんて言われますが。

ただ、ふと考えてしまうのは、備蓄しといて、ガラスや家具がめちゃくちゃで建物も倒壊して、火災も発生して、備蓄しといたリュックなどが持ち出せる状況じゃない!・・・

なんて最悪の状況も考えられますよね。

そう考えると、大地震が起きても、ある程度の時間、家に残れる「家の強さ」が優先でしょうし、食料品や費用用品の「備蓄」は分散させないと意味がないかもしれません・・・。

会社や学校に行ってて大地震!家に帰れない・・・ほとんどの人が家にいるより、学校に行ったり、「外で仕事してますもんね。

お店に行っても、モノが買えなかったら・・・

東日本大震災の時や、私の住んでいる新潟でも、大雪で流通がストップしている時なんかは、コンビニやドラッグストアなんかの陳列量が、あきらかに目で分かるくらい減りました。

でも、災害時に本当にモノが必要な人は、被災地の方々なんですよね。

その被災地へのモノの供給が充分に行くように、瞬間的に買いだめするんじゃく、日頃から一定量を備蓄しておくことは大切かもしれません。

そして、それが被災しやすい国に住む人の流通面での「マナー」なのかもしれませんね。


「災害は恐いから日頃から対策を」とか「命を守るために」とか、煽られても分かってるよ!と思いますよね。

近年は、特に豪雨が影響する災害が頻発しているので、防災意識が継続して、日頃から対策されている方も多いでしょう。

地震で言えば、東日本大震災の直後は、私の自宅近くのホームセンターなどでも、店頭に防災用品コーナーがあって、結構な種類や量が陳列されてました。

でも災害が起こって時間が経つと、防災意識は冷めたのか?売れないのか?…今では、あの時の特設コーナーはなんだったんだ?って感じですw

煽られての一時的な対策では、あんまり、防災・減災には意味が無いのかもしれません。

不安を煽られ、やらなきゃいけない義務感で防災に取り組むのではなく

「防災対策は日本に暮らすマナー」じゃないか・・・

そう考えた方が、防災意識も長続きすると思うのですが、いかがでしょうか。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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