雪も溶けて、段々と暖かくなってきました。今年の雪かきは大変でした…。
大変といえば、これからの季節で悩まされるのが、庭の草刈り!
木の枝も伸びすぎたら切らないといけないし…。
ところで皆さん、地面に根を張った立木って「不動産」だってご存じでした!?
そもそも不動産とは!?
不動産と聞いたときに、なんとなく土地と建物のことかなぁ…って漠然としてませんか?
これ、業界の人間でも、良く定義が分からず働いてる人も多いかもしれません…。
まず、不動産とは何か?
①「土地及びその定着物」と②「建物」
これが不動産です。だから根を張った立木は不動産なんですね、根で定着してますから。
同じように基礎で固定されたガレージや物置きも、不動産として扱われることになります。
それでは建物はどうでしょうか?
この場合、建物と土地は全く別物と理解しなければいけません。
あまり多いケースではないかもしれませんが、自己名義の所有地を借地にして、建物だけ売却する…
なんてことも可能な訳ですね。
不動産としての「建物」とは!?
もうひとつ注意しなければいけないことがあります。それは「建物」に何が含まれるのか?です。
「建物」だから、キッチンは別?エアコンは?…
これは、建物に一体化して簡単に取り外せない設備や門塀などは建物として取り扱われることになります。
逆に簡単に取り外せるもしくは置いてあるようなものは、「動産」として扱われます。
例えば、家具や照明・カーテンetc…
もし、中古住宅や土地の購入や売却を検討されている場合、「不動産」の定義を理解しておけば、取引の範囲が明確になりますね。
不動産会社に仲介をお願いしたような場合でも、この設備の扱いはどうなるのか?評価に値するのか?質問もできる訳です。
また、例えば中古住宅を購入したいけど、このカーテンは古いから要らない、撤去してほしい…
というような売主側への要望も「不動産」の理解があれば自然です。
購入したのにこの設備がついてなかった!これも含めて売却したつもりだったのに!…
なんてことにならないように、業者に任せきりでなく、ご自分でもしっかり事前に理解しておきましょう!
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