資産の運用を総合的に考える
賃貸住宅の経営を安定させるには、細かいところまで見た、中長期的な資金計画が大切になってきます。
アパートローンの借入が厳しい昨今ですが、賃貸住宅経営に必要は資金は、金融機関から借入するのが一般的です。
もちろん、ほぼ全額を融資でまかなうことも可能ですが、自己資金を充てられるのであれば利息が減り、当然、経営にゆとりができます。
また、金融機関が借入の条件で自己資金を求めるケースもありますので、借入の際には注意が必要です。
資金に余裕=自己資金 が出せる場合は、収益も大きくなります。
しかし、自己資金を出しすぎるのは、少し考えましょう。
ローンの利息は経費になるんです。
つまり、支払利息が多い方が、所得税は減るんですね。
特に他にも収入がある方は、収入と所得税のバランスを見てトータルで考えるべきです。
ローンの返済についても、金利や方法など、事業目的や経営に適したものを慎重に選択しましょう。
賃貸住宅の経営をしたい!どんな費用が必要!?
相続税の対策や、セカンドビジネスなど、賃貸住宅の経営を始めるにはどんな費用が必要かご存知ですか!?
まずは建築会社や不動産会社と建築計画を立て、費用を計算します。
賃貸住宅を建てるには、建物の建築費の他に、土地の整備や外構工事(駐車場・庭・アプローチetc・・・)
などの付帯工事費が必要になります。
これは、マイホーム、戸建住宅の場合と同様です。
その他に、不動産取得税や印紙税、ローンの借入諸費用、火災保険などの諸費用も必要となってきます。
賃貸住宅経営に必要な費用と資金計画
必要な費用
①建築費 | ・建物本体工事費 ・工事経費 etc |
②付帯工事費 | ・上下水道工事費 ・ガス工事費 ・電気工事費 ・外構工事費 ・地盤改良工事費 ・照明器具、カーテン工事費 etc |
③諸費用 | ・不動産取得税 ・借入諸費用(抵当権設定費用) ・火災保険料 ・印紙代 ・登記費用 etc |
賃貸住宅の経営は、当然ですが最初の建築や資金の計画が、この先長い間の経営を左右します。
初期費用は、ただ安ければいいというわけではありません。
建物の資産価値や経営は安定しそうですか? 建ててからのメンテナンス費用はどれくらいかかりますか?・・・
初期費用だけでない、長期的なコストパフォーマンスの高さを検討することが重要ですね。
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