働き方と不動産はどうあるべきか?…オフィスの未来とは。

先日、テナントを探してる方とお話していたら、本業以外に2つも副業されてるそうなんですね。

すこし前の感覚だとビックリしてしまいますが、最近は、そういうお話を聞いても驚かなくなってきました。

独立している人に限らず、会社員でもダブルワーク…のような話を良く耳にしますよね。

働き方の変化から、最近では副業を認める企業が増えて来ているようです。

仕事を自由に選択できるようになってきたんですね。


仕事をする場所をどこにするか?

テレワークとは、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。

業種にもよりますが、スマホやタブレット、パソコンでの仕事がメインです。

それなら当然、働く場所はオフィスじゃなくたっていいですよね?

でも「在宅で仕事なんてできない」って人も中にはいるようです。

たしかに家の中で働くスペースをつくるって簡単じゃないですよね。

ましてや、今は共働きの家庭が当たり前な中で…想像してみてください…夫婦2人で在宅ワークしてる姿を。

それぞれに携帯が鳴りまくって、それぞれオンラインで会議や商談をして…

狭いオフィスで人数が密集するのもイヤなのに、狭い家の中で2人して仕事してたら、集中できたもんじゃないですよね…

更にはオフィスにいけば聞こえない、子供が見てるTVの音や騒ぎ声…私なら絶対無理です…

どこを働く場所として選ぶのか?

これは今、働く人の大きなテーマです。

例えばビジネスホテルでは「ディユースプラン」、いわゆる日帰りで滞在できるサービスは当たり前になってきました。

(出典:RakutenTravel「新潟 の日帰り・デイユース」)

Wi-Fiはもちろん、建物敷地内にコンビニを併設したり、ビジネス利用を意識したサービスが目立ちます。

こんなサービスが増えてくると、自分が勤務してるオフィスの所在に関係なく、全国どこでもオンラインで仕事できますよね。

どこを働く場所として選ぶのか?

オフィスは共有する時代

オフィスのあり方も変わって来ており、会員同士で共有して好きな時間に利用する「コワーキング施設」も増えて来ています。

(出典:COWORKING SPACE SEARCH「新潟のコワーキングスペース8選!ドロップインや月額利用・登記可など」)

例えば営業マンが営業先からオフィスに戻らず、そこでタスクをこなせたり。

オフィスを持たない事業者が、そこで仕事ができたり。

…そんなイメージです。

こうなると、会社まで通勤する意味が無くなりますよね。

駅近くだったり、車でのアクセスがいい、コワーキング施設と自宅の行き来でいい気がします。

オフィスに戻らず、そこでタスクをこなせたり…

まとめ

働く人にとって「仕事をする場所の自由」が進んでいます。

そして、テレワークで、通勤や情報処理=仕事の時間が掛からなくなって「仕事以外の時間の自由」が増えています。

だからこそ、副業を認める企業、副業する人が増えて来て「仕事自体が自由」な時代になってきてるんですね。

不動産は、人の流れの先にある「器」みたいなものです。

働く人の普段の生活、行動の変化から、これから不動産のあり方も大きく変わりそうです。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

無料メルマガを購読する

最新の物件情報が届く!

不動産に関する役立つ情報も!

 最新情報を見逃さない!

Mail Magazine

↓無料登録はこちらから!

PAGE TOP