住宅ローン選びで最も大切な「金利」。
住宅ローンの種類によって、金利の決定時期が違うのはご存知でしたか!?
思ってた金利と違った!・・・なんてことにならないようにしっかり確認するようにしましょう!
融資実行時に決まる!?
民間金融機関は月ごとに適用金利を公表していますが、その金利が適用されるのは、一般的には、その月内に融資が実行される住宅ローンです。
申込時の金利が適用されるケースが最近では増えています。
以前は、申込をしても融資が数か月先の場合は、実際の適用金利はその時点にならないと決定しませんでした。
※フラット35は融資実行時に適用金利が決まります。金融機関で取り組みに違いがありますのでしっかり確認するようにしましょう。
不動産の売買契約締結後、融資の特約(融資の審査承認が得られなかった場合に契約解除できる)などがあるため 融資の承認を早めに得るために、住宅ローンの申し込みも早々に行われるのが一般的です。
引渡しまでの期間が長い場合には、金利上昇も考えられます。
融資実行時に金利が確定するケースの場合は、最終的には融資実行約2~3か月前に実際に利用する住宅ローンをもう一度検討することをお勧めします。
公的住宅ローンの場合は!?
最近は、利用者は大分少なくなったようですが、「財形住宅融資」などの公的住宅ローンについても、申込時の金利が適用されます。
引き渡しまで時間があり、それまでの間に金利上昇が心配される場合は、例えば民間住宅ローンと併せて財形住宅融資の申し込みを行い、その時点での金利を押さえておき、融資実行前に有利な方の住宅ローンを選択・・・なんてことも有効な方法です。
最近では、申込時と実行時の低い方の金利を適用するなど、一昔前と比べると、適用金利のあり方も大分変ってきましたね。
いかがでしたか!?
申込時の金利も実行金利になり得る金融機関の場合は、いつ申し込むかも大きなポイントとなります。
ただし、数か月先の金利の動向については、何が起こるか分からず、誰にもはっきりした予測はできません・・・。
不動産会社や住宅会社の担当、金融機関、報道etc・・・幅広く色々なところから情報を集め、最終的にご自身で納得のいく判断ができるようにしましょう!
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