皆さん、仕事の日のお昼ごはんって食べてますか?
私は食べると眠くなるんで、昔からあんまりお昼は食べません。
数年前のコロナ禍をきっかけに、働き方が変わって来ています。
どこで仕事するかで、どこで昼食を取るのか、何を食べるのかも変わって来てるんでしょうね。
会社行って仕事して…お昼ご飯食べて仕事して…仕事が終わって帰宅して…
そんな、以前は当たり前だった、仕事の日の生活のリズムにどんな変化があったんでしょうか?
テレワークと言っても、仕事するところがない。
在宅ワークをしたことのある、ほとんどの人が感じたと思うのですが。
「毎日会社に行ってたのに、平日に自宅にいるってなんか落ち着かない…」
そもそも仕事する場所ってあります?
子供がいる人なら、子供の学習机があるかもしれないですけど、なんだかそれを借りるのも落ち着かないですよね。
アニメのペン立てがあったり、漫画が並んでたり。
そうなると、大体の人が、リビングとかダイニングで仕事するしかないんじゃないでしょうか?
なんとかパソコンを置くスペースは確保したけど、コンセントは、いっぱいにささっている。
「これ抜いてもいいか…」なんとかコンセントも確保。
「?なんだか通信速度が遅くて、wifiの電波が弱いんだけど…」
なんだかよく分からないし、めんどくさいから、このままでいいか。
そして夫婦でテレワークなんで、片方はリビング、片方はダイニング。
狭い空間の中で、オンライン会議やオンライン商談なんてできたもんじゃありません。
いかがですか?
こう考えると、今までは会社から帰って来て、ご飯食べてくつろいで寝るための「家」が、だいぶ役割が変わって来てますよね。
食事をしてくつろいで寝るために加えて、そこで1日仕事をするとなると、単世帯でよくある30坪くらいの家では、とても狭い。
そもそも仕事する部屋がないし、たまに会議や打ち合わせするかもしれない部屋もない。
デスクはもちろん、デスク周りの設備もお粗末。
あげくのはてに子供の騒ぎ声が聞こえてくるし、窓から外の車とか、お隣の音楽とか、オフィスに比べていろんな音が聞こえてくる…
お昼ご飯、何食べよ…。
なんか仕事してたらお腹すいてきたな…
「お昼どうする?なんか食べ行く?」
会社に行けば、同僚とこんな会話の後、オフィス近くにお昼ご飯を食べに行きますよね。
でも在宅だと、自分で作らないとなると、住んでいる自宅の近くに食べに行くことになります。
近くに飲食店ありますか?…無いからコンビニ?…でも近くにコンビニありますか?
どっちもない…そしたらUber Eats?出前館?
今までは自宅近くで食事をするなんて、あんまり意識しなかったはずです。
家族でどこか出かければ、その出かけた先で食事することが多いですよね?
ぼくも事務所(自宅)近くに、ポツポツ飲食店はありますが、ほとんど行ったことありません。
「家」だけじゃなくて、家を拠点にして1日生活するって考えると、今度は「街」が気になってくるんです。
家の周りや、住んでる街に、欲しいもの足りないものが見えてくるんですね。
まとめ
つまり、「家」も変化する必要があるのですが、「街」もその価値が変わってくるはずです。
在宅ワークは、自分の家を見直す、ひとつの大きなきっかけになってしまいました。
これはコロナ禍をきっかけに急速に進んだ訳です。
残酷な言い方ですが、コロナ禍が始まった2019年より前に、新築された方は後悔してるかもしれません。
「在宅ワークになるなら、もう一部屋作っておけば良かった…」
「もっとホームオフィスを考えて設計してもらえば良かった…」
「もっと歩いて行ける距離に、スーパーとかコンビニとか飲食店がある土地にすれば良かった…」
例えば、駅から徒歩〇分バス停から徒歩〇分…なんて公共交通機関へのアクセスだけで物件を決める方もいます。
通勤や、お子様の通学を考えてももちろん大切な要素です…でも、これからはどうでしょうか。
今までには無かった「平日1日家で過ごす」ことを考えたら、それだけで十分ですか?
「家」と「街」がどうあってほしいか?…家と街選びの転換期が来ています。
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