コロナとワーク

最近、すっかり涼しくなり秋の気配を感じます。

新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化して、間もなく2年です。

この間に、不動産の分野でも様々な影響が起こっていますが、人の暮らしはどう変わっていくのでしょうか・・・。

リモートワークの普及

新型コロナウィルスの感染拡大により、リモートワークが増えてきたという環境の変化から、賃貸物件への入居率が一時期の落ち込みから、戻ってきているそうです。

https://www.jpm.jp/marketdata/pdf/tankan25.pdf 

↑ 賃貸住宅市場景況感調査

(出典:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会)

最初は、多くのビジネスマンが

「仕方ないかー・・・」という感覚でリモートワークをしていたと思います。

リモートワークは、Remote(遠隔)とWork(働く)を組み合わせた造語で、オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態をいいます。

実際、私の周りでも、やむを得ずという感覚の方が多いなと感じました。

ところが昨年頃から、報道など見ていても、企業側が社員に対してリモートワークを推奨しているケースが増えています。

この傾向が今後も続くとしたら、リモートワークは新しい働き方のひとつとして定着するかもしれませんね。

IT企業など、業種によっては、すでにリモートワーク的に事業エリアを分散しているところも多いでしょう。

感染が落ち着くと、会社に出社していいよ・・・というところもあるようですが、会社=オフィスで働く人の数は以前の頃のように戻るでしょうか?・・・

なんとなくですが・・・戻らなそうな気がしますね。

昨今、日本の政府と企業が働き方の改革を訴え、労働時間や休暇の問題に取り組んできた・・・そんな中で、今回のコロナがきっかけで、会社=オフィスで仕事をする意味、その時間がどれだけ効率が悪いか、色々な所でそんな話を聞いて、また目にするようになったからです。

意味のない会議、意味のない移動、働かなくても給料もらえる社員・・・

今回のリモートワーク、コロナがきっかけで、こうした非効率なところのコストカットが進んでいくでしょう。

会社にとっても、通勤費やガソリン代、出張費や交際費、オフィスでの水道光熱費等が削減されるので、メリットがありますよね。


リモートワークが普及すれば、多くの人は自宅で仕事をすることになりますので、部屋数の多い家、少し大きめの家、ワークのための賃貸・・・などを求めるようになります。

結果として、単身でも一部屋多い部屋探し、夫婦と子供2人の新築であれば3LDK+1空間と、ゆとりあるファミリータイプの物件のニーズが高まるかもしれません。

今と昔で全然違う日本の間取り・・・

今回のコロナの影響は、日本の間取りの変化の大きなきっかけになりそうです。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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