家は持たない方がいい!?…住むところの自由という考え方。

別荘地の売却を考えてる人がいる…という情報をいただき、売却をお任せいただくことになりました。

調べてみたら、郊外の山のふもと…とても資産性があるとは思えない立地です。

でも、ふと「いいなぁ、こんなところで生活できたら…」って思っちゃったんですねw

価値があるエリアと立地に建っている家やマンションは、ある程度の価値を持ち続けます。

でも、「生活するための」家に資産性を求めるのってどうなんでしょう?

高齢化で人口減少、家余りが進んでいるこの日本では無理があると思いませんか?

私がハウスメーカーの営業をしていた時の話です。

いい家を建てなきゃいけない」…なんだか、心に余裕のない人がたくさんいました。

でも、これからの時代は、そんな資産価値ばかり考えすぎずに買ったり、借りたりしていいと思うんです。


好きな時に、好きな場所で暮らす


賃貸するか…家を買うか…どっちが本当に正しいのか。web上で検索するといろんな意見がありますよね。

でも、私からすれば、これからの時代、別にどっちでもいいし、場合によってはどっちも選んでもいいと思うんです。

気に入った家とかマンションがあったら、資産価値とか気にせず買っちゃえばいいんです。

嫌になったら貸せばいいし、売ればいい

もちろん、将来的なリスクやライフプランを考えて資金計画は立てるべきです。

「周りは家を建ててるのに、自分はまだ賃貸…」

「住宅ローン早く組んだ方がいいのは分かるけど、実は転職を考えている…」

「将来、実家の敷地内で建てられるかもしれないけど、早く建てないと返済が…」

だれも「家をたてなきゃダメだよ」って言ってないのに、こんな強迫観念から家を建てる時代じゃないんです。

ずっとその土地で暮らしたいなら、じっくり建てるメーカーを検討してもいいし。

中古住宅を買って自分の好きなようにリフォーム・リノベーションしてもいいし。

利便性のある立地のお手頃な中古マンションを、状況に応じて住み替えていってもいい。

新築じゃなきゃダメだとか、中古だとカッコ悪いとか、これからの時代は言われなくなるでしょう。

所有してしまうと修繕費やローンの返済に縛られてしまいますが、好きな時に好きな場所で住むなら賃貸が一番です。

家賃はただ住むためのコストですから、住居のサブスクリプション的な考えですよね。

そもそも家は生活するための空間…その時の家族にとって必要な場所と、必要な空間にお金を掛けよう…

そう考えると、家を「持つ」こだわりって必要ないと思いませんか?

その時の家族にとって必要な場所と、必要な空間にお金を掛けよう

さんざん働いて、そのお金を住宅ローンの返済にほとんど取られて…なんだか家のためだけに悲しくなりますよね。

毎日の暮らしの中で、他にお金をかけることって、たくさんあると思うんです。

お子さんに習い事とかいろんな経験をさせてあげたり、趣味や資格の勉強とか自己投資したり。

美味しいレストランに行ってみたり、毎年行ったことのない所へ旅行に行ってもいい。

住宅ローンの返済があるから…そうやって、終わりある人生なのに、日々のやりたいことを諦めるのはもったいないです。

もっと自由に、自分が幸せになれることにお金を使ってみたらどうでしょうか。

家余りのこの時代…「住むところ」を選べる時代に変わって来ています。

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株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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