今はいいけど、将来のお金は大丈夫かな?…老齢年金だけじゃない!?お金の支え。

土地や建物などの不動産購入時に、住宅ローンをいくら借りようか、返済していけるのか。

万が一があった場合にどうしようか・・・

今は夫婦で働いていて、二人とも元気だけど・・・将来、老後は大丈夫だろうか・・・

色々と考えてしまいますよね。

もちろん住宅ローン自体は「団体信用生命保険」が債務を保障する大きな存在です。

それとは別な観点で、将来の経済的な支えになる基本的な制度が公的年金です。

公的年金には3種類あります。

年金というと、老後に受け取れる「老齢年金」と思われている方が多いかもしれませんが、それだけではありません!

万が一の時に「障害年金」「遺族年金」を受け取れるんです。

障害年金  病気になって仕事ができなくなってしまった・・・

障害年金は病気やケガで、仕事や生活に制約が出てしまった時に受け取れる制度です。

国民年金加入者が、一定以上の障害の状態になると「障害基礎年金」を受け取れます。

厚生年金に加入している人は「障害厚生年金」を上乗せして受け取れます。

また、初診日から5年以内に病気やケガが治って、基準に該当しないレベルで軽い障害が残った場合には、「障害手当金(一時金)」が支給されます。

■遺族年金  夫が亡くなってしまった・・・

遺族年金は国民年金や厚生年金に加入していた人が亡くなった場合に、その遺族が受け取れる年金です。

経済面でも、一家の主が亡くなってしまったら不安ですよね・・・。

亡くなった人が国民年に加入していて、高校卒業前のお子さんがいらっしゃる場合には「遺族基礎年金」を受け取れます。

また、厚生年金に加入していた場合は、「遺族厚生年金」を上乗せして受け取れます。

■付加年金 自営業者は受取額を増やせる!?

自営業者などで国民年金にだけ加入している人は「付加年金」を利用して年金額を増やすことができます。

月々の年金保険料に400円を上乗せして払うと、受取額に「200円×付加保険料納付月数」が上乗せされます。

仮に5年付加すると・・・

支払う保険料:400円×60か月=24000円

加算される年金:200円×60か月=12000円(生涯!)

2年で元がとれちゃうわけですね!


土地や建物などの不動産の購入時には、住宅ローンを長期で組む方がほとんどです。

今はいいけど、将来、大丈夫だろうか?・・・こんな不安は、多くの方がお持ちです。

老齢年金はもちろん、障害年金や遺族年金などの仕組みも頭に入れておくと、万が一の備えの基準にもなりますね。

株式会社usuki宅建事務所 代表取締役
1976年生まれ、おとめ座。新潟県新潟市出身。
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
古民家鑑定士一級・住宅ローンアドバイザー
不動産キャリアパーソン
新潟明訓高校、東洋大学卒業後、パナソニックホームズ株式会社(旧パナホーム株式会社)に営業職として1999年入社。2021年独立、株式会社usuki宅建事務所設立。
趣味:キャンプ・スノーボード・水草水槽・自転車

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