みなさん、不動産購入時にどんな諸費用が必要かご存知ですか!?
手続きによって、時系列で考える必要があるため、ひととおり理解しておくようにしましょう。
契約から決済前まで
不動産売買契約または建築請負契約時にかかる諸費用には、契約書に貼る「印紙税」や、仲介業者に支払う「仲介手数料」があります。
その後、引渡し・決済までの間に住宅ローンを利用する場合、金銭消費貸借契約書に貼る印紙税があります。
細かなお金ですが、トータルするとバカになりませんので注意しましょう。
建物の引渡しや決済時
この時期には不動産の登記に関する諸費用や、住宅ローンの借り入れに関する諸費用など、多くの諸費用が発生してきます。
注文住宅・中古物件・マンション・土地だけの場合で、それぞれ準備しないといけない諸費用が変わってきますので注意しましょう!
引渡し後
引渡し後には、家具やカーテン、照明器具などの購入費用や、引っ越し費用、不動産を取得した時にかかる不動産取得税が必要になります。
注文住宅の場合、家具・カーテン・照明器具は、ハウスメーカーで提案・見積してくれる場合もありますが、一番費用がかかりやすい諸費用ですので、早めに金額は把握しておきましょう。
不動産取得時にかかる諸費用の一覧
印紙税 | 契約時(売買・請負)・ローン契約時 |
仲介手数料 | 契約時半額(残金は決済時) |
適合証明書交付手数料 | フラット35利用の場合 |
土地・建物の登録免許税・司法書士報酬 | 登記時 |
マンションの修繕積立金一時金 | マンションの場合:決済時 |
固定資産税清算金 | 中古住宅・土地の場合:決済時 |
仲介手数料 | 売買契約時に支払いしていれば残金 |
融資事務手数料 | 融資実行時 |
抵当権設定費用・司法書士報酬 | 融資実行時 |
保証協会保証料 | 融資実行時(不要の場合も有) |
団体信用生命保険料 | ※金利に含まれるケースが多い |
火災保険料 | 引渡し前 |
引っ越し・家具費用 | 引っ越し時 |
不動産取得税 | 取得後 |
固定資産税・都市計画税 | 毎年 |
マンションの管理費・修繕積立金 | 毎月 |
手続きによって、不動産購入の際には様々な諸費用が発生しますね・・・。
いつの時点でどのような費用が必要になるかを把握しておくことが、資金計画で大切になってきます。
物件購入の契約をしたときから、引渡し後まで、いつどんな諸費用が必要になるかを、ご自身の計画に照らし合わせて整理しておきましょう!
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